
薬局の採用情報は、求人サイトへ掲載するだけでなく、「ホームページから直接応募につなげる導線作り」が重要になっています。
その中でも近年注目されているのが「Googleしごと検索」です。
Googleで「薬剤師 求人」などと検索した際に、検索結果に求人情報を表示できる仕組みで、求職者の目に触れやすくなるメリットがあります。
この記事では、Googleしごと検索の概要から、ホームページで対応する具体的な方法、採用につながる求人ページ作りのポイントまで分かりやすく解説します。
例えば「薬剤師 求人」「調剤事務 求人」「薬剤師 パート ○○市」などと検索すると、通常の検索結果より上部に求人が表示されることがあります。
これがGoogleしごと検索です。

求職者はそのまま給与・勤務地などを比較して、求人ページへアクセスすることもできます。
従来は求人サイトへ掲載することが中心でしたが、現在ではホームページの求人ページをGoogleしごと検索に対応させる薬局も増えています。

Googleしごと検索は、ホームページの求人ページに「構造化データ(JobPosting)」と呼ばれるコード入れることで機能します。
Googleのクローラーが求人ページを巡回した際、職種・給与・勤務地・応募条件などが正しい形式で記述されていると判断した場合に、しごと検索の候補として表示されます。
つまり「求人ページを作るだけ」では表示されません。
構造化データの実装がセットで必要になります。

| Googleしごと検索 | Indeed | |
|---|---|---|
| 掲載費用 | 無料(自社対応) | 無料〜有料 |
| 掲載場所 | Google検索結果 | Indeedサイト内 |
| 応募先 | 自社ホームページ | Indeedページ |
| 求職者データ | 自社で管理可能 | Indeed管理 |
| 初期対応コスト | ホームページ改修が必要 | アカウント登録のみ |
Indeedは登録するだけで掲載できる手軽さがあり、応募はIndeedページ経由になります。
一方で、Googleしごと検索は自社ホームページへ誘導できるため、採用ブランディングの観点でも有利です。

職種の制限はなく、薬剤師・調剤事務など、薬局に関わるあらゆる職種でGoogleしごと検索に対応できます。
パート・正社員・アルバイトといった雇用形態も問いません。
複数の職種があるなら、それぞれのページを個別に対応させることで、表示させることができます。
以下に、Googleしごと検索を利用するメリットをまとめました。

求人サイトは掲載費用が継続的にかかる場合があり、費用対効果が見えにくいという声も多くあります。
Googleしごと検索にホームページを対応させておけば、サイトが公開されている限り継続的に求人情報を露出できます。
応募はすべて自社ホームページ経由になるため、応募者情報を自社で管理でき、採用フローをコントロールしやすくなります。
また求職者がホームページを見てから応募するため、職場の雰囲気や理念を理解した状態で応募してくれる傾向があります。
「福井市 薬剤師 求人」「金沢市 調剤事務 パート」など、地域を絞った検索はGoogleしごと検索と非常に相性が良いです。
ホームページへの直接流入が増えることで、サイト全体のアクセス強化にもつながるため、採用とSEOを同時に意識したい薬局にとって取り組みやすい施策です。
構造化データの実装はホームページ改修の一環として対応できます。
対応後は継続表示されるため、長期的に見ると採用コストを下げる効果が期待できます。

Googleしごと検索に対応するには、求人ページのHTMLに「JobPosting」と呼ばれる構造化データを記述する必要があります。
記述形式はJSON-LDが一般的で、以下のような情報を含めます。
これらが正しく記述されていないと、Googleに認識されない場合があります。
実装後はGoogleの「リッチリザルトテスト」を使って検証することを推奨します。
「求人情報」というページを1ページにまとめている薬局も多いですが、Googleしごと検索では職種ごとに個別ページを作成することが推奨されています。
例)
/recruit/yakuzaishi/(薬剤師)/recruit/chozai-jimu/(調剤事務)/recruit/yakuzaishi-part/(薬剤師パート)
各ページに構造化データを実装し、求人内容を詳しく記載することが重要です。
Googleしごと検索は、情報の正確性・詳細さを重視します。「詳しくはお問い合わせください」のような曖昧な記載は避け、できる限り具体的な情報を掲載しましょう。
特に以下の項目は必須です。
多くの薬局ホームページで採用されているWordPressでも、Googleしごと検索への対応は可能です。
方法は大きく2つあります。
① プラグインを使う方法
「WP Job Manager」などの求人管理プラグインを利用すると、構造化データを自動出力してくれます。
ただし、カスタマイズ性が制限される場合があります。
② テーマのテンプレートファイルに直接実装する方法
求人ページのテンプレートファイルに JSON-LD を手動で組み込む方法です。
構造化データを細かくコントロールできるため、より正確な対応が可能です。
カスタムフィールドと組み合わせると、更新作業も管理画面から行えるようになります。

検索結果に求人が表示されても、求人ページの内容が薄ければ応募にはつながりません。
求職者は給与や勤務地だけでなく、「この職場で働いてみたいか」を判断しています。
特に転職者が気にする情報として、以下が挙げられます。
募集要項だけでなく、写真や細かな内容を盛り込むことで、応募率が大きく変わります。
「アットホームな職場です」「スタッフ同士仲が良いです」という表現は、どの求人にも書かれている言葉です。
自薬局ならではの強みを具体的に言語化することが、他の薬局との差別化につながります。
例えば:
このような具体的な情報が、求職者の意欲を高めます。
経営者様の言葉をヒアリングし、強みの言語化からお手伝いするのも制作の重要な工程の一つです。
(弊所が独自に作成した採用ヒアリングシートを使用してヒアリングを行います。)
採用に関する記事も書いたので、良かったら参考にしてください。
調剤薬局の採用に強いホームページ制作|効果的なコンテンツと注意点

弊所では、採用強化を目的とした薬局ホームページ制作において以下に対応しています。
構造化データ(JobPosting)の実装・リッチリザルトテストでの検証まで行います。
トップページ・薬局ページから求人ページへの自然な誘導設計を行います。
「応募のハードルを下げる」ためのフォーム設計(項目の絞り込みなど)に対応します。
求職者の多くはスマホで求人を探しています。
スマホでの見やすさ・操作性を重視した設計を行います。
採用アカウントのInstagramやLINE公式アカウントとホームページを連携させ、複数の接点から求職者にアプローチできる設計にも対応しています。
はい、可能です。IndeedはGoogleしごと検索とは独立したサービスです。
ホームページをGoogleしごと検索に対応させながら、Indeedにも掲載することを組み合わせる薬局も多くあります。
対応可能です。
基本的には職種ごとにページを作成します。
同じ職種であれば、雇用形態(正社員・パートなど)や複数店舗の求人を1ページにまとめることができます。
ただし店舗の所在地が大きく離れている場合は、地域検索での表示精度を高めるためにページを分けることを推奨しています。
変更可能です。
WordPressで制作した場合、ご要望に応じて管理画面から更新できる設計にも対応しています。
内容を変更した際は、サーチコンソールからURLの再インデックスを申請することを推奨します。
はい、既存ホームページへの追加対応も承っています。
現在のサイト構成を確認した上で、最適な対応方法をご提案します。
まずはお気軽にご相談ください。

この記事では、薬局ホームページにおけるGoogleしごと検索対応について解説しました。
ただし、Googleしごと検索に表示されるだけでは採用には直結しません。
職場の写真・スタッフの声・薬局ならではの強みを言語化した求人ページの質が、最終的な応募につながるかどうかを左右します。
薬局ホームページの制作・リニューアルをお考えの方は、採用導線の設計も含めてぜひ一度ご相談ください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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