調剤薬局の採用に強いホームページ制作|効果的なコンテンツと注意点

こんにちは、クリニック・調剤薬局などの医療機関のホームページ制作をしている@宇野です。

今回の記事では、調剤薬局のホームページ制作において、採用に強いコンテンツと注意点についてまとめました。

これまで、採用コンテンツを制作してきた中で学んだことを解説しているので、ぜひご覧ください。

1.なぜ採用のためのコンテンツが必要か

まず最初に、ホームページになぜ採用のためのコンテンツを制作するのでしょうか?

理由は大きく3つあります。

それぞれ簡単に説明します。

1-1.一度制作してしまえば、ずっと使える(経費削減)

採用コンテンツは、一度作ってしまえば長期間にわたり活用できます。

転職サイトは、薬剤師を一人採用するたびに紹介料が発生しますが、ホームページに採用コンテンツを整備しておけば、何人でも応募ができて、大幅に経費を削減することができます。

採用コンテンツを制作することは、「投資」だと僕は考えています。

1-2.求職者へのアピール(印象アップ)

ホームページに採用情報がきちんと掲載されていることで、求職者に安心感や信頼感を与えられます。

採用のことが書かれていない、手抜き感のある薬局HPだと、イメージ悪いですよね。

薬局の顔ともいえるホームページを整えておくことで好印象につながり、求人サイトだけでは伝えきれない薬局の魅力を直接伝えることができます。

1-3.ミスマッチを防ぐ(時間の節約)

仕事内容や求める人物像を具体的に掲載することで、求職者との認識のズレを減らせます。

せっかく入社しても、互いに求めているものが違うと、早期に離職することとなり、お互いの時間が無駄になってしまいます。

2.調剤薬局のホームページで採用のために必要なコンテンツ

では、調剤薬局HPで採用に必要だと考えるコンテンツは、どんなものでしょうか?

僕が考える、必要なコンテンツは以下の通りです。

重要だと思う順に

だと考えます。

それぞれ説明していきます。

2-1.お問い合わせフォーム

まず、お問い合わせフォームは必須です。

フォームの代わりに、「ご応募はお電話で」とか、「担当者へメールを」というようなことがたまに書かれてます。

でも、これだとハードル高いですよね。

 

電話だと、夜や休日には電話に出れないですし、メールだと、送る方としてはかなり手間です。

お問い合わせフォームを設置しておくと、24時間いつでも気軽にお問い合わせできます。

 

また、エントリーという敷居の高いものでなくて、採用に関する質問・店舗見学もフォームから受け付けることでハードルをかなり下げることができます。

フォームは、WordPressを使用してホームページを制作するのであれば、Contact Form7というプラグインをおすすめします。

たまに、Googleフォームを使っているところがありますが、デザインが微妙で、求職者の印象が良くないので、できれば避けたいところ。

2-2.募集要項

募集要項も必須です。

注意点としてはできるだけ詳細に書くこと。

これ以外に、「転職サイトを利用せず、ホームページから直接応募の方には、有利な条件とする」みたいな文言があるといいですね。

2-3.よくある質問

お問い合わせフォームの前後に、よくある質問を掲載することをおすすめします。

理由としては、

  1. 個別にくる質問への対応の手間を省くことができる
  2. 他のページでアピールできなかった細かなことをアピールできる

特に、意外と2は盲点。

ホームページを制作するときは、まず最初にどんなコンテンツを掲載するのかを考えます。

この際に、年齢層が若いこと、独自の手当がある、福利厚生が充実していることなど、他のページで掲載しきれなかった内容があれば、よくある質問に掲載するとよいです。

下記に、よくある質問のサンプルをまとめたので、良かったら参考にしてください。

採用Q&A 例

2-4.求める人材

求める人材を掲載するコンテンツがあると、薬局と求職者のミスマッチを防げます。

もし、薬局と求職者の間でミスマッチがあると、入社してもすぐに退職してしまう原因にもなり、それまでの採用コストが無駄になってしまいます。

2-5.先輩の声

すでに勤務しているスタッフの声を掲載すると、どんな人が働いているのかがわかり、求職者が安心できます。

どんなバックグランドがあってこの薬局に就職したか、入ってどんなことにやりがいを感じるかなど書かれているといいですね。

 

文章だけじゃなく、顔写真もあるのがベターです。

名前はフルネームじゃなく、名字やイニシャルだけでいいと思います。

 

スタッフをHPに掲載する場合は、承諾書にサインしてもらうと良いです。

スタッフの退職後も掲載を可能にしておき、要望があれば削除するという内容がいいですね。

下記のサンプルを参考にしてください。

社員紹介ページ掲載に関する承諾書

2-6.薬局での一日

薬局での業務の一日の流れがわかるコンテンツがあるとよいです。

これによって、薬局未経験の人が安心できます。

どちらかというと、薬剤師より調剤事務向けのコンテンツかもしれません。

 

 

3.採用コンテンツを制作するうえでのNG

ここまで、採用コンテンツを制作するうえでのNGもまとめておきます。

上記を簡単に説明します。

3-1.詳細を掲載せず、「お問い合わせください」

HPに採用関連のコンテンツを作るのは面倒だと考え、詳細を掲載せず、「詳細はお問い合わせください」とするパターン。

このパターンで、問い合わせる人はかなり少ないんじゃないかと思います。

コンバージョン(問い合わせ数)が激減するのでやめておきましょう。

詳細はしっかり掲載してください。

3-2.お問い合わせフォームの入力項目が多い

入力項目はできるだけ少なくしないと、入力が面倒です。

入力する項目は

を必須にする程度で、あとは任意で問題ありません。

 

※もし、求職者のやる気をみたいのであれば、お問い合わせ内容(文章を入力する項目)のところをあえて「任意」にしておいて、動機や意気込みをしっかり記入するかチェックしてもいいですね。

3-3.SSL化されていない

SSL化というのは、ユーザー(HPを見ている側)-サイト間の情報のやり取りを暗号化することをいいます。

このSSL化がされていないと、ブラウザによっては、「このサイトは安全ではありません」と表示されてしまいます。

フォームに個人情報を入力することをやめてしまう要因にもなるので、しっかりとホームページはSSL化しておきましょう。

4.採用コンテンツを制作する上で必要なこと

採用コンテンツを制作する際にあわせて取り組んでおいたほうがよい施策があります。

代表的なものは以下の3つです。

・Googleしごと検索への対応
・SNSの構築
・広告運用

それぞれ簡単に説明します。

4-1.Googleしごと検索

ホームページに採用コンテンツを掲載しても、その薬局を知らない人には届きません。

なぜなら、ホームページはその薬局名で検索しないと、検索結果画面に表示されないからです。

 

でも、Googleしごと検索を利用すると、求人関連のキーワードで検索した際、薬局の募集要項を検索結果画面に表示させることができます。

つまり、Googleしごと検索を利用することで、薬局の存在を知らない人に、求人情報を見てもらえるようになるわけです。

無料で利用できるため、必ず取り入れたい施策です。

4-2.SNSの構築

InstagramやX(旧Twitter)、LINEなどのSNSを活用すると、薬局の日常や雰囲気を発信できます。

採用コンテンツと組み合わせることで、働くイメージを具体的に伝えやすくなります。

 

また、ホームページからSNSへのリンクを設置しておくと、求職者が気軽にフォローでき、薬局を身近に感じてもらえます。

SNSのDMから、応募できるようにするのもありですね。

4-3.広告運用

急ぎで人材を採用したい場合には、Google広告やSNS広告を活用するのも効果的です。

広告費や配信エリア、対象とする年齢層などを柔軟に設定できるため、求める人材にピンポイントでアプローチできます。

 

5.まとめ

以上、調剤薬局のホームページ制作において採用に効果的なコンテンツについて解説しました。

まとめると、採用ページで重要なポイントは以下の通りです。

弊所 UJ WebService では、医療機関に特化したホームページ制作を行い、採用に強いサイトづくりをサポートしています。

採用ページの制作や運用でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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